誰でもわかる動作分析 私もこれで理解できました

 この本は動作分析という難解な分野について非常にわかりやすく解説した本です。本来、私たちマッサージ師の専門とは大きく離れますが、リハビリテーションに携わる多くの職種の方がこの観点で評価を行い、訓練に当たられているのは事実です。

 そこで、その一旦だけでも知っておくべきではないかと思い購入してみました。内容的には、複雑な理論や表現を極力避け、直感的にわかりやすい言葉で書かれており私のような素人でも動作分析の入り口をみることができました。逆に新たな疑問への糸口となったのでも事実です。

 先日、ある講習会で講師の先生が、「患者さんを離解するためには、まずその動作を真似てみること」とお話されていました。「なぜそのような歩き方をするのか?」「なぜ座っていられないのか?」など同じ動作や姿勢をしてみることでヒントになるということです。本書は決して詳細な解説はありませんが、患者さんを動作を考える糸口を与えてくれる本だと思います。

 

 誰でもわかる動作分析 私もこれで理解できました 誰でもわかる動作分析 私もこれで理解できました
販売元:セブンアンドワイ
セブンアンドワイで詳細を確認する

出版社のページ(目次あり)

[ 南江堂 ]

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要介護3・4・5の人のための在宅リハビリ

 この本はアマゾンの関連本紹介機能で偶然見つけた本です。

 昨今の介護保険・在宅医療の浸透に合わせて在宅リハビリに関する本も多く出版されるようになりました。しかし、雑誌の増刊号や専門書は容易に見つかるのですが、さっと見て使える本という中々見つかりませんでした。そんな中で本書は、とにかく読みやすくてドンドン読めてしまう非常にわかりやすく、医療・介護スタッフ共におすすめできる入門書と言えるでしょう。

 内容は在宅療養・リハビリの現場と問題点、老年医学、運動療法の基本的考え方、症例別のリハビリテーションの方向性と具体策、FAQとほぼすべてを網羅しています。こう書いてしまうと何とも難しいですが、リンクを参照して頂ければご理解いただけると思いますが、目次の通り非常にわかりやすい表現で書かれています(出版社の目次へのリンク)。さらに多数のイラストや具体的アイディアを紹介しているので、問題解決への近道となります。

 私のお薦めのポイントは、表現の柔らかさ故の「バランスの悪さ」がないことです。平易な言葉を使う一方で、大切な疾病分類や評価基準もきちんと掲載してあります。このことにより、専門書へのつなぎがしっかりと含まれているのです。以下は本書からの引用ですが、ご覧の通り非常に親切なかつ、丁寧な表現です。

運動麻痺を評価するブルーンストロームテスト

ステージI
 筋が弛緩して、プラプラで自分の意志で動かせない(随意運動が見られない)状態で、最も程度が重い。

ステージII
 何らかの拍子で手足が勝手に動く(複数の筋の活動が調和の取れた状態で行われる共同運動がわずかに現れる)。痙縮が出始める(錐体路症状の一つとして抑制がきかなくなって筋伸張反射が著しく亢進し、筋緊張も亢進して筋がつっぱる)。

 最後に本書全般を通じて強調している、「やる気を出させる工夫」「頑張らせないこと」は本当に大切だと思います。患者さんの中(特に男性)には、「汗と涙の根性物語でなければ、リハビリではない」という固定観念を持った方もいらっしゃいます。いい意味でだらけたリハビリをするためにも本書は非常に有用な一冊だと思います。

要介護3・4・5の人のための在宅リハビリ―やる気がでる簡単リハビリのすすめ 要介護3・4・5の人のための在宅リハビリ―やる気がでる簡単リハビリのすすめ

著者:飯島 治
販売元:医歯薬出版
Amazon.co.jpで詳細を確認する


以下は過去に紹介した書籍です

毎日のお仕事: バイタルサインの見方・読み方

毎日のお仕事: 静かな言葉

毎日のお仕事: 老人のリハビリテーション

毎日のお仕事: 認知症のとらえ方・対応の仕方

毎日のお仕事: 脳卒中在宅療養の動作訓練

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バイタルサインの見方・読み方

 バイタルサインは患者さんを観察する上でもっとも基本的で重要な指標であることは周知の事実である。しかし、私自身観察のポイントや考察について十分理解しているとは言えない。そこで今回この書籍を購入した。

 本来看護学生を対象にしたものの為、挿絵や言葉遣いなど非常にわかりやすく書かれているのが最大のポイントである。さらに【体温】【脈拍】【呼吸】【血圧】【意識】という幅広い分野をコンパクトにまとめられ、必要かつ十分な内容を網羅している。

 各分野を(1)仕組みと機能、(2)測定の方法と注意点、(3)新しい機器を使った測定、(4)アセスメントとケアの順に説明していくので、とても理解がしやすい。さらに巻末では症例を用いた総合的なアセスメントを掲載しており臨床に直結する内容も含まれている。

 在宅をフィールドとして業務を行っていると、セラピスト自身に課せられる責任は重い。今、目の前でおきていることがどの程度の緊急性を要する事なのか否か、本書はその判断の助けとなるものといえる。

 今回通読して、今までに観察がいかに粗雑なものであったかを痛感した。単に呼吸一つにしても回数だけでなく、深さ・早さ・性状などを正確に把握することで病態やリスクを考察する手がかりとなるのである。症例を読みながら実際の患者さんを思い出す場面も多くあった。

 是非ともおすすめしたい一冊である。

バイタルサインの見方・読み方―体温・脈拍・呼吸・血圧・意識 (看護学生必修シリーズ) バイタルサインの見方・読み方―体温・脈拍・呼吸・血圧・意識 (看護学生必修シリーズ)

著者:日野原 重明
販売元:照林社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

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静かな言葉

 今回、ご紹介させていただく本は「人は見た目が9割」というタイトルです。はい、カンのいい方はもうおわかりの通り、ノンバーバルコミュニケーション(非言語的コミュニケーション)の本です。

 興味深い記述がいくつもありました。たとえば、日本人は本来ノンバーバルなコミュニケーションが得意な民族なはずだということです。仕草や表情、話の間、文章の行間など語らない言葉から感情や意志を伝える力はいわゆる日本人的思考の代表でした。最近、これが弱くなっているのか「空気読めない人」が話題になることが多いように思います。

 また、表情や服装、髪型による「印象の違い」を少女漫画にたとえて解説するあたり妙に納得してしまいました。

 非言語的コミュニケーションというとつい欧米のオーバーアクションばかりを想像してしまいますが、日本人の「相手を察する力」も立派なそれだという事ですね。

 私たちの仕事は言語的なコミュニケーションが困難な患者さんと接する機会がたくさんあります。声にならない訴えを聞き逃さないように気をつけていきたいものです。

人は見た目が9割 (新潮新書)

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老人のリハビリテーション

 もう、4年も前ですが、当時一緒に仕事をしていたPTの学生さんに高齢者関係のリハビリが一通り書いてある本ないですか?って聞いて教えてもらいました。

 確かに高齢者よく見られる疾患の説明、一般的に使われている評価の方法、具体的なリハビリテーションまでバランスよく書いてあるいい本です。 さらに医学的記述にとどまらず、社会資源や高齢者福祉に関する内容にまで触れています。まさに高齢者に関することを網羅しているという印象ですね。

 ただ制度に関する内容は改正が多く、介護保険に関する内容もほとんど触れていないため、そのあたりの事情を理解した上で読んだ方がよいと思います。

 総合的には、紙面も読みやすく色分けされ、イラストを多く使っているので、患者さんへのアドバイスなどへも利用でき、とても重宝している本の一冊です。


医学書院/書籍「老人のリハビリテーション第6版
http://www.igaku-shoin.co.jp/prd/00123/0012314.html
↑↑出版社のページ、目次が見られます↑↑


老人のリハビリテーション

著者:前田 真治
販売元:医学書院

Amazon.co.jpで詳細を確認する

↑↑アマゾンのページ、お買い物ができます。↑↑


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認知症のとらえ方・対応の仕方

 認知症の本で中々適当の本が見つからず困っていました。医療の分野で探すと当然ながら検査や薬やガイドラインが中心になってしまます。一方、介護分野で探すと具体的なケアの方法やケアプランの話がばかりになってしまう。この本はその辺の話がバランス良く書いてある通読タイプの本です。

 はじめに認知症のおおまかな概念と個別の疾患について説明して、次に症例を挙げながらイメージを深めていきます。そこで具体的な患者(利用者)さんの対応について解説を加え、最後に最新のトピックスを加えるというなんとも良くできた一冊でした。

 医療職、介護職を問わず、認知症に携わる方の入門書として十分な内容だと思います。

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認知症のとらえ方・対応の仕方

出版元のページです。目次や要約が読めます。

http://www.kinpodo-pub.co.jp/shosai/j0312-1235-6.html

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脳卒中在宅療養の動作訓練

 この本は別の目的で本屋にいった時に偶然見つけて一目惚れした本です。以前の分類からいくと完全に通読タイプの本ですね。

 実は1984年に創刊された本だそうですが、2006年3月に内容を修正して新装版として発行されました。感想としては介護職や、リハビリを専門としない医療スタッフを対象に書かれている本だけあって、とにかく読みやすくてわかりやすいです。イラストをふんだんに使い、各レベルにおけるチェックポイントを明確にしてあるので、実際の利用者・患者さんを評価する上でも役に立つと思います。

 それでいて、脳卒中に対する機能訓練を順を追って体系的に説明されているので知識の整理をするのにも十分役に立ちます。詳細については、専門書には及びませんが、全体像や流れを理解するには最高の一冊だと思います。


目次やページデザインなど詳細情報が見れます。

医歯薬出版:脳卒中 在宅療養の動作訓練 動作のアセスメントと訓練プラン
http://www.ishiyaku.co.jp/search/details.asp?bookcode=779010


脳卒中在宅療養の動作訓練―動作のアセスメントと訓練プラン


先日紹介した書籍のトラックバックはこんな感じで表示されます。

ビーケーワン:脳卒中在宅療養の動作訓練
http://www.bk1.co.jp/product/2659758


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本を探すのも一苦労

 今回は、本選びについて書きたいと思います。大学とか専門学校に在籍していれば、仕事で困ったとき図書館という強い味方がいるのですが、一介のサラリーマンにはそのような施設は利用できません。

 で、最小限の出費で本を購入するのが大事になってきます。本を選ぶときはまず目的を考えるようにしています。それは

1,通読タイプの本

 これは、始めて接する分野やよくわからないことを調べたいときに選びます。本の条件はとにかく薄くて、読みやすくて、バランスよく書いてある本。知りたい内容の常識の部分をできるだけ公平なスタンスで書いてあって、最新のトピックスも少しだけのっていればベストです。

 ようは何となく全体像がつかめて、次への手がかりになればいいんです。

2,辞書タイプの本

 逆にこっちは、とにかくたくさん書いてあってほしいです。できれば”その世界”で成書と言われる信頼の置ける本で、困った時の調べ物に使えるやつ。少々読みにくいのはしょうがないけど、文章がわかりにくいのはパス。あとは索引と目次がちゃんとしているのも重要ポイントですね。

 つまり1で概論だけ理解しておいて、困ったときは2で調べるというパターンです。あとは鮮度です。医療に限ら昨日の常識が直ぐに嘘に変わる世界です。赤っ恥をかかない為にも注意したものです。

 みなさんはどんな基準で本を選んでいますか?

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書籍にトラックバック

bk1.jpで書籍にトラックバックできるサービスが開始という記事の引用です。

  書籍の通信販売サイト「bk1」は、トラックバック機能などを搭載した「bk1.jp」を開設した。

 トラックバック機能では、書籍の詳細ページに自分の感想などが掲載できる上に、投稿を行ったブログにリンクされる。そのため、書籍の詳細ページを通して同じ趣味を持つユーザのブログを探すといったことができるのだ。

 もう、あまり新鮮なニュースではありませんが、これから本の感想を書いていくのに面白そうなサービスです。レビューを書くだけならどこのサイトでもありますが、トラックバックはスゴイですね。活用してみたいと思います。

オンライン書店ビーケーワン
http://www.bk1.co.jp/

オンライン書店ビーケーワン > トラックバック
http://www.bk1.co.jp/contents/sales/trackback.asp

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